食道裂孔ヘルニア
概念:腹部にある胃が、横隔膜(胸部・食道側と、腹部・胃側を隔てる膜)を越えて、部分的に食道側とびだしてしまう病態。
原因:腹圧(おなかの中の圧力)の上昇。腹圧は、肥満、妊娠、気管支喘息など慢性的な咳症状などが原因で上昇する。その他、加齢も食道裂孔ヘルニアの原因とされる。
症状:食道裂孔ヘルニア自体は無症状の場合が多い。逆流性食道炎(胃食道逆流症)を合併すると、同疾患の症状が出現する。
治療と注意点:症状が軽い場合は経過観察となる。症状がある場合は逆流性食道炎(胃食道逆流症)と同様に生活習慣の改善や内服薬を使用する。
